予備校講師によるセンター理科総合学習法
2号
こんにちは、予備校講師の田原真人(たはらまさと)です。
このメールマガジンでは、予備校で実際に理科総合のテキストとカリキュラムを作って、授業をしているプロの立場から、受験生に理科総合の学習法をアドバイ
スしていきます。
では、第2号のスタートです。
▼ 理科総合Aの化学?
理科総合Aは、物理、化学、環境の内容を含みます。
第2号では、理科総合Aの化学分野について説明します。
理科総合Aに含まれている化学分野は、次のようなものです。
(1)物質の構成
・混合物と純物質
・単体と化合物
・成分元素の検出(沈殿生成、炎色反応のうち限られたものだけ)
・原子と電子配置(周期表における大きさ、イオン化エネルギーの傾向などは扱わない)
・イオン(錯イオンなどは扱わない)
・化学結合(配位結合、水素結合は扱わない)
・分子と結晶(結晶格子は扱わない)
(2)物質の変化
・化学反応式(モル数を用いない)
・発熱反応と吸熱反応(熱化学方程式は扱わない)
・中和反応(pHの定義なし)
・酸化還元反応(酸化数は扱わない)
(3)物質の利用
・鉱物(金属、セラミックス)
・石油から作られるもの(プラスチック)
・生物の作る物質(タンパク質、糖、脂肪、繊維、抗生物質など)
化学Iとの大きな違いは、無機化学と有機化学がほとんど無いことです。理論化学の70パーセント程度の内容を、それ程深く突っ込まずに勉強するようになっ
ています。計算問題なども 難しいものは出題されないはずです。
化学が苦手だ!という人にも、これなら何とかできそうです。
とりあえず、化学を選択して勉強をしていて、成績が伸びないため、理科総合Aに切り替えるという選択をする受験生が、多数出てくるのではないかと思ってい
ます。
■編集後記
現在市販されている理科総合の問題集を、ほとんどずべて手に入れました。
近いうちにレビューを書きたいと思います。
ただし、現在市販されているのは、すべて、『教科書傍用』の問題集で、センター対策用ではありません。
センター対策にどれほどつかえるかを見極めて、「おすすめ」の問題集を決めたいと思います。
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それでは、第3号をお楽しみに。
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