予備校講師によるセンター理科総合学習法
6号
こんにちは、予備校講師の田原です。
第5号で「配信頻度を上げていこうと思います。」と書いたのに、配信間隔があいてしまいました。
すみませーん。
週1回配信を目指してがんばります。
それでは、第6号のスタートです!
■第2講 理科総合Bの講義より
(1)太陽系の構造
太陽は、銀河系の中の恒星の一つです。太陽は惑星を伴っていて、それらは、太陽から近い順に、
水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星
と名付けられています。海王星と冥王星の順番は入れ替わることがあります。
水星から火星までを「地球型惑星」、木星から海王星までを「木星型惑星」といいます。冥王星は、どちらにも分類されていません。
(2)惑星の分類
(a)地球型惑星の特徴
〇半径・質量が小さく、岩石や金属が主成分で、平均密度が大きい。
〇自転周期が長い。
(b)木星型惑星の特徴
〇半径・質量が大きく、水素やヘリウムが主成分で、平均密度が小さい。
〇自転周期が短い。
(3)原始太陽の形成
1.星間雲が回転しながら重力収縮し、遠心力によってしだいに扁平になっていく。
2.中心に原始太陽が形成される。
3.原始太陽が冷えて、まわりを取り巻いていたガスの鉱物粒子が凝結していく。
4.鉱物粒子が、公転面に沈殿していく。
5.鉱物粒子が衝突・合体をくり返し、微惑星を形成する。
6.微惑星が衝突・合体し、惑星が作られる。
7.太陽に近い地球型惑星は、ガスを集めないで成長し、太陽から遠い木星型惑星は、
ガスを集めて成長する。
(4)原始地球の形成
1.微惑星の衝突・合体によって形成される。
2.微惑星の衝突によって生じた多量の熱のため、原始地球の表面は溶けて、マグマ
の湖が形成される。
3.微惑星に含まれていた水、二酸化炭素、窒素などの元素が気体となって原始大気
を形成する。
4.原始大気の温室効果により、地表は溶けマグマの海(マグマオーシャン)に覆わ
れる。
5.微惑星の衝突が少なくなり、地表が冷えてくると、固体の地表面が作られる。
6.大気中の水蒸気が雲を生じ、雨を降らせ、原始海洋が作られる。
7.大気中の二酸化炭素が海洋に溶け込み、温室効果が減少すると急激に温度が下が
る。
8.雲が消え、空は晴れ上がった。
■理科総合A/Bの赤本
教学社から、理科総合A/Bの赤本が発売したということを前号で書きました。
早速、入手して、読んでみました。
内容は、大学入試センターが出している「AとBのサンプル問題」1回分と、総合理科の過去問です。
サンプル問題には、解答と解説がついているので、役立ちそうです。
これは、ぜひ、時間を測って解いてみましょうね。
化学Iと理科総合A、生物Iと理科総合Bとで迷っている人は、マーク模試の結果と、サンプル問題を解いた点数とを比較してみることで、ある程度の目安にな
ると思います。
サンプル問題は、解答・解説なしのものなら、大学入試センターのページから無料でダウンロードできます。(PCから)
http://www.dnc.ac.jp/center_exam/18exam/example.html
総合理科の過去問には、A、B、A/B、のようなマークがつき、学習効率を、ある程度上げられる工夫がしてあります。
ただし、総合理科の過去問では、理科総合の出題範囲をカバーしていないので、これをやれば大丈夫というものではありません。
正確な数字ではありませんが、30から40パーセント程度しか、カバーしていない気がします。
ただ、他によいものがないので、理科総合で受験する人は、とりあえず買っておくことをお勧めします。
〇『理科総合A/B』 http://tinyurl.com/dauu5
★お知らせ
「理科総合でセンター突破!3つの必勝法」を無料ダウンロードできます。
http://rikasougou.com/rikareport-1.html
レポートを読んだ方の感想は、こちらから見れます。
http://blog.livedoor.jp/rikasogo/archives/20450873.html
■編集後記
河合の第1回マーク模試を受けた生徒に、感想を聞いてみたら、
「数IAは簡単だったけど、数IIBは難しかった。」
と言っていました。
文系生にとっては、数IAと、理科2科目という選択が得点しやすいかもしれませんね。
理科2科目となれば、そのうちの1つを理科総合にするという戦略もありますね。
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