予備校講師によるセンター理科総合学習法
7号
こんにちは、予備校講師の田原です。
先週、理科総合の教科書と問題集を出版している出版社の編集の方とお会いする機会がありました。
理科総合の現状について情報交換をしたのですが、その中で感じたのは、
「これから、理科総合で受験する人は増える!」
ということでした。
このメルマガも、もっと頑張らなくてはいけませんね。
それでは、第7号のスタートです!
■第3講(その1) 理科総合Aの講義より
〇化学変化と化学反応式
化学反応式の係数の決め方は、
(1)複雑な化合物の係数を1とおく。
(2)両辺の原子数が等しくなるように係数を決める。
(3)両辺の電荷数が等しくなるように係数を決める。
(4)両辺を何倍化して、簡単な整数比になるようにする。
例)CH_4+O_2→CO_2+H_2O の係数を決めよ。
(1)CH_4の係数を1とおく。
(2)Cの数に注目すると、CO_2の係数も1
Hの数に注目すると、H_2Oの係数は2
Oの数に注目すると、O_2の係数は2
よって、
CH_4+2O_2→CO_2+2H_2O
例)イオン反応式 H^(+)+Zn→H_2+Zn^(2+) の係数を決めよ。
(1)Zn^(2+) の係数を1とおく
(2)Znの数に注目すると、Znの係数も1
(3)電荷数に注目すると、H^+の係数は2
(4)Hの数に注目すると、H_2の係数は1
よって、
2H^(+)+Zn→H_2+Zn^(2+)
〇酸と塩基
酸:水に溶けてH^(+)を出す物質
塩基:水に溶けてOH^(-)を出す物質
pH : 水素イオン濃度=10^(-pH)とおく。
pH<7 : 酸性
pH=7 : 中性
pH>7 : 塩基性
中和:酸と塩基が結合してその性質を互いに打ち消しあうこと
H^(+)+OH^(-)→H_2O
塩:酸の陰イオンと塩基の陽イオンから生成する化合物
HCl+NaOH→NaCl+H_2O
この反応では、塩化ナトリウム(NaCl)が塩。
■無料レポート第2弾を作成中!
無料レポート第1弾「理科総合でセンター突破!3つの必勝法」
は、150人以上の方がダウンロードしてくれました。
レポートを読んでいただいた方から、コメントや感想をいただいたおかげで、どのような情報が必要とされているのかが分かりました。
それをもとに、無料レポート第2弾を作成します。
僕は、夏休みに入ってから、化学Iや生物Iから、理科総合へ切り替えようかどうかを迷う受験生が多いのではないかと予想しています。
そんな受験生の判断材料になるようなものを作成しようと思っています。
当然、高校や塾の先生の進路指導にも役立つものになると思います。
予備校で実際に理科総合の講義をしてみての感想なども入れようと思います。
現在、予定している内容は、
〇理科総合を選択科目にしている大学のリスト
〇第2回 理科総合問題集レビュー
〇理科総合を使ってセンター試験を有利に戦う方法
〇僕が実際に予備校で行っている、理科総合対策
もし、他に盛り込んで欲しい内容がありましたら、今ならまだ間に合いますのでメールください。
メールは、このメルマガの返信で送ってください。
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レポートを読んだ方の感想は、こちらから見れます。
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■編集後記
大学生の頃、J.グールド著の『ワンダフルライフ』という本を読みました。
この本は、ダーウィンの進化論を批判する本なのですが、その中に登場するのが、先カンブリア期の動物たちなのです。
この時代は、多細胞生物が初めて登場したころなので、現在の生物とは体の基本構造が全く異なる生物がいて、ものすごく多様でした。
「目が5つあって口が掃除機のホースのように伸びている」オパビニアや、
「しばらく前までは、上下が逆さまだと考えられていた」ハルキゲニア
など、ワンダフルライフに登場する生物の挿絵は、とても楽しいものでした。
新過程の、理科総合Bの教科書には、オパビニアが登場しています。
出版社によって、多少異なりますが、ほとんどの教科書にオパビニアは、載っているようです。
もし、手元に理科総合Bの教科書がある人は、ぜひ、オパビニアの挿絵を見てみてくださいね。
なかなか魅力的な形態をしていますよ。
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